パン屋の秘密工場 【エピソード】

パン職人歴27年のベテランおじさんが、パン工場の秘密や機械などを紹介していきます。メール会員様のお得情報もあり

フォカッチャとは何? 【イタリアのパン】

イタリア

フォカッチャ

 

フォカッチャとは

イタリアのジェノヴァが発祥と言われており、Fuoco(イタリア語で火を意味する)がフォカッチャの由来でフォカッチャは『火で焼いた物』という意味です。

ピザの原形と言われていて、古代ローマ時代から伝わって来たとされています。

 

 

形は長方形や丸形があり、日本では丸形の方が支流ですかね。

画像ではオリーブが埋め込まれていませんが

オリーブが埋め込んであるのはよく見るかと思います。

フォカッチャ

丸形フォカッチャ

 

 パン生地にオリーブオイルが入っているのが特徴で

トッピングには、ドライトマト・オリーブを埋め込みローズマリーを散らしています。

 

イタリアではビールのおつまみとして食べられているので

日本での枝豆のような感じでしょうかね。

 

フォカッチャ

フォカッチャ

 

ファミリーレストランで類似の商品を良く見かけます。

特にサイゼリアの『フォカッチオ』は、美味しいです!!^^

 

シナモンシュガーなどがかかった、デザート感覚で食べるフォカッチャは

フォカッチ・ドルチェとも言います。

 

ドルチェ = デザート

 

 

他にも

 

★ スキアッチャータ = 潰れた

★ チャバッタ    = スリッパ

 

という意味のフォカッチャと同じようなパンもあります。

 

僕的の印象ですがフォカッチャを基準として

スキアッチャータは素朴。

チャバッタは水分が多い。

 

※チャバッタはロンバルディア地方が発祥とされていますが、基本的にはフォカッチャと同じで、形が【スリッパ又はぞうり】という事です。

 

フランスパンでの ブール(ボール)とクッペ(切れ目)の様にパン生地は同じだけど形が違うだけという感じです。

 

日本でも、うどん・ほうとう・すいとんなど地方によって食べ方や形、調理の仕方が変わる様に、パンも地方や家庭の数だけ色々なパンの種類があります。

 

これが!「フォカッチャだ~!!」という絶対的な基準はありません。※イタリアでオリーブオイルを使うパンと穴位かな?

 

食パン生地でも形がフォカッチャだったり、フランスパン生地でもオリーブを埋め込んでフォカッチャだったり、様々なフォカッチャがあります。

 

 

「こんなのフォカッチャじゃねー!」というこだわりを持っている職人もいます。

 

それは、とても素晴らしいのですが、あまりこだわりを持ちすぎると考えが固まってしまいます。

まるというのは字のごとく! 

古い考えを囲いによって固まらせてしまいます。

 

 

ちょっと極端な例ですが!

古代エジプトで最古のパンとして発見された【ガレット】という平焼きパンがあります。そのガレットを作っている方達が!

「こんなのガレットじゃねー」と言い続けていたら、今のようなパンの種類はなかったと思います。

※極端な例ですよ!伝統も大切ですよ!こだわりも大切ですよ・・・・・・でもね。

 

もっと大切なものは。