高級食パン店が閉店する理由
一般的な飲食店での閉店の理由としては・・・
経営的な問題
原材料の価格上昇や人件費の増加、家賃や光熱費の高騰など、さまざまな経費の増加が収益を圧迫することがあります。
マーケットの変化
顧客の好みや需要が変化することがあります。たとえば、周辺の競合店の増加や、食文化の変化によって、店の需要が減少することがあります。
競合の激化
同業他社との競争が激化し、顧客の奪い合いが行われることがあります。価格競争や商品の差別化がうまくいかない場合、結果として閉店に至ることも。
事業戦略の失敗
経営陣の戦略的な判断ミスや、マーケティング戦略の失敗によって、収益を上げることができない場合があります。たとえば、広告宣伝の不足や不適切なターゲット層の選定などが挙げられます。
財務的な問題
資金繰りの悪化や負債の増加、適切な資金調達ができない場合に、経営が行き詰まり、閉店を余儀なくされる。
様々な閉店理由がありますが一般的な飲食店では材料費・人件費の高騰だと思います。
しかし!【高級食パン店】という専門店ならではの理由があると思います。
※ここからは個人的な意見になりますので、ご了承ください。
(28年間パン職人に携わってきた見解)
お客さんの購入頻度が少なくなった(食べ飽きた。)
これが一番の理由だと思います。
メロンパン専門店やタピオカなどもそうですが、流行っている時は興味があるので購買力はありますが、当然!一度食べたりしたら大体満足します。
「あ~こんなもんか~」
「美味しいけど、毎日はたべない・・・」
メロンパン専門店で売り上げが下がってきた店舗では、メロンパン以外のパンが出始めました、その後1年たたずに閉店・・・(その過程を見ていました。)
食パン専門店でも同じような傾向に・・・
アンドーナツやあんぱんなど、食パン以外のパンが出始め
普通のパン屋さんになっています。
しかし、食パン専門店ではフランチャイズ店舗が多く
食パンだけを作るノウハウしかなく、ほかのパンが中々作れない・・・という事が多いです。
フランチャイズのオーナーと本部が揉めるニュースもやっていますね。
今後、高級食パン専門店が次々と閉店していく可能性があります。