パン屋の【秘密工場】

パン職人歴28年のベテランおじさんが、パン工場の秘密やパンの事・機械などを紹介していきます。

赤ちゃんの離乳食で【パン】はいつから食べられるのか?

まず初めに、赤ちゃんの離乳食は

 

☆ 生後5ヶ月〜の初期

☆ 生後7ヶ月〜の中期

☆ 生後9ヶ月〜の後期

に大きく分けられそのうち【パン】においては、一般的にはお米で作るお粥に慣れた後、初期の生後6ヶ月頃の段階から食べさせることができます。

赤ちゃん離乳食


かしながら、どんなパンでもいいと言うわけではなく、脂肪分糖分・塩分が多く含まれていないシンプルな【食パン】がオススメです。

 

※大人が食べてもおいしいと感じる、ロールパンや菓子パンには、赤ちゃんには負担の大きい脂肪分などが沢山含まれているためです。

 

市販されている、一般的な【食パン】が初めて離乳食で【パン】を食べる赤ちゃんには良いと思います。


 

 

パンはどのくらい(何g)からあげれば良い?

離乳食

離乳食



初期には10g程度からスタート。食パンのミミは歯のない赤ちゃんにはとても硬く、煮ても形が残りやすいので、柔らかい部分のみを使用します。


離乳食を始めたばかりの赤ちゃんには、普段から飲んでいる粉ミルクを使った【パンがゆ】が一般的です。

 

※【食パン】そのままでは、まだ与えられないので柔らかくして、よくすりつぶしたものを与えていきます。

パンでアレルギーが出た場合は?【アレルギーの目安】

アレルギーを引き起こしやすいのは、卵・乳 そして小麦です。

※食パンには、卵・乳・小麦はほぼ入っている。

 

一番はじめに与える【パンがゆ】は、アレルギー反応も出るかもしれませんので1gから徐々に増やしていっても良いと思います。

※かかりつけの小児科の定休日の日は避けましょう。

 

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アレルギー反応



もし、下記の症状が出たら、小児科に相談しましょう。

 

・ 湿疹が出てきたり、徐々に肌がカサカサしてきた。
・ パンがゆを食べたら、発疹が出てきた。
・ ぱんがゆを食べたのち「不機嫌・嘔吐・下痢・泣く・血便が出る・せき・息がゼーゼーしている。」

など、【いつもとちょっと違うんじゃない?】

と思ったら、すぐさま!小児科に相談しましょう。

 

 

た、両親にアレルギーがあったり、アトピー皮膚炎があるなど、【ちょっと体質的に不安】があるのでしたら離乳食をはじめる前に、小児科に相談することをおすすめ致します。

 

※一般的なパン屋さんは、パン生地を同じミキサーで仕込んでいる事が多い為、パンのレシピに卵・乳を使っていなくても、卵・乳がほんの微量ですが入ってしまう事もありますので、大手のパンの購入をおすすめ致します。

※大手のパンでも【製造ライン又は工場内で卵・乳を使用しています】←みたいのが書いてありますが、一般的なパン屋さんよりは入っていません。(安全です)

 

パンを使った離乳食レシピ

 

レシピは以下の通りとなります。

 

1.食パンはミミは取り除き、柔らかい部分のみを細かくちぎります。だいたい食パン一枚の1/4程度です。

 

2.鍋に適正量のお湯でといた粉ミルクを、食パンが浸るくらい入れ、食パンが柔らかくなるまで煮ます。


※ミルクの量はしっかり食パンが浸る量でないと、食パンが水分を吸ってしまい、硬くなります。そのためヒタヒタになるくらいがちょうど良いと思います。

 

3.柔らかく煮たら、すり鉢で食パンが細かく赤ちゃんが食べやすくなるくらいまでしっかりとすりつぶします。


初めて与える時は、ドロドロな状態が良いと思います。


熱いので十分に食べやすい温度になってから与えます。

 

【パンがゆ】の保存の仕方

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冷凍保存

【パンがゆ】は、密閉容器に入れて、冷凍することも可能です。初めて食べさせる時は、数日に分けて量を増やしながら、様子をみますので、こちらが便利かと思います。一週間以内には食べ切るようにしましょう。

 

 

お子様の体調が良いときに、しっかりと加熱をして少量から与えるのが、

パン】に限らず離乳食を与える際のポイントです。

 

 

パンがゆが慣れてくると・・・

始めのうちは嫌がらず食べ進めてこれた【パンがゆ】でも、離乳食自体に慣れてくるとパンと粉ミルクの独特な香りが苦手な赤ちゃんもいるかもしれません。

 

毎日食べ進めていくと【パンがゆ】の味にも飽きてきてしまいますので、そんな時は、りんごやバナナ、さつまいもやかぼちゃなど甘みがあるものを一緒に混ぜてあげると、喜んで食べますよ。


らに慣れてきたら、赤ちゃん用のクリームシチューの粉やコンソメなどを入れ、食べられる野菜をすりつぶして、味変させるとさらに食べが良くなり、パン本来の甘味と、クリームシチューなどの少し塩味の効いた、一品となります。

 

【食パン】がクリアできると、他の【パン】も可能になりますので、脂肪分や糖分、塩分の配合を加味しながら、お子様の成長に合わせて、離乳食作りをすると良いかと思います。ライ麦パンやレーズンが入っているもの、いかにも菓子パンと思われるものは避けた方が良いですね。

 

期後半以降になってくると、少しずつ小さくですがミミの部分も加えたり、すりつぶす度合いも他の食材と合わせながら、変化させていっても良いでしょう。

 

さらにそれ以降になってくると、【食パン】そのものをちぎって食べさせるのも新鮮で、自分で食べる練習にも繋がります。

※赤ちゃんが食べる様子をしっかりと確認しながら、大きさに注意して与えていきましょう。

 

スーパーなどで手に入りやすく、そのまま食べても美味しく、保存もしやすい【食パン】。今後の離乳食作りや、離乳食完了後のお子様の食事にも大いに利用できます。


近ではホームベーカリーなどでさらに手軽に自宅で【食パン】が作れますので、保存料や添加物が気になるお母さんにもとてもオススメです。


【食パン】自体に野菜などを加えたら、美味しさも広がりそうです。


赤ちゃんが気にいる【パン】の一品を見つけて下さいね。