パン屋の【秘密工場】

パン職人歴29年のベテランおじさんが、パン工場の秘密やパンの事などを紹介していきます。たまにパン以外の事も!

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文化が詰まった!世界のピザの種類10選

ザって言ったら、マルゲリータや宅配のピザを思い浮かべますよね?

でも実は、世界中にはもっとユニークなピザがたくさんあるんです!

今回は、知っておきたい世界のピザバリエーションをご紹介します。

1. カルツォーネ(Calzone)- イタリア

包んだピザです。三日月型が特徴的。

特徴

  • ピザ生地を半分に折って包む
  • 中身はモッツァレラ、トマトソース、リコッタチーズなど
  • 持ち運びしやすい
  • ナポリの屋台で人気

食感

外はカリッ、中はモッチリ、チーズがトロ〜リ!

イタリアでは「急いでいる時のピザ」として親しまれています。包んであるから手が汚れないんですね。

関連記事: カルツォーネとは?ピザとは違うの?

2. ストロンボリ(Stromboli)- アメリカ

カルツォーネに似ているけど、ロール状に巻くのが特徴。

特徴

  • 生地を長方形に伸ばして具材をのせ、くるくる巻く
  • サラミ、ペパロニ、チーズがたっぷり
  • カットすると断面が渦巻き模様
  • イタリア系アメリカ人が考案

カルツォーネとの違い

  • ストロンボリ:巻く、トマトソースは外につける
  • カルツォーネ:折る、トマトソースは中に入れる

パーティーにぴったり!スライスして出すと華やかです。

3. ピザ・フリッタ(Pizza Fritta)- イタリア

揚げピザです。そう、揚げちゃうんです!

ピザ・フリッタ(Pizza Fritta)- イタリア

特徴

  • ピザ生地を油で揚げる
  • ナポリの庶民料理
  • 外はサクサク、中はフワフワ
  • 具は揚げた後にのせることも

歴史

第二次世界大戦後、燃料不足でオーブンが使えなかった時代に生まれました。油で揚げる方が燃料が少なくて済んだんですね。

ストリートフードとして今でも大人気!

4. ディープディッシュピザ(Deep Dish Pizza)- アメリカ・シカゴ

厚さが命のシカゴピザ。まるでパイのよう!

特徴

  • 深い鉄板で焼く(厚さ3〜5cm!)
  • チーズが下、ソースが上という逆転構造
  • 具材たっぷりでボリューム満点
  • ナイフとフォークで食べる

食べ応え

1切れでお腹いっぱいになるほど。ピザというよりキッシュに近い?

シカゴを訪れたら絶対食べたい名物です。

 

ディープ・ディッシュとは、アメリカのシカゴで生まれた、深皿のような高い縁の生地の中にたっぷりのチーズと具材、トマトソースを詰めて焼き上げた、ボリューム満点のピザのことです。一般的なピザとは異なり、具材の上にチーズ、さらにトマトソースを載せて焼くのが特徴で、ナイフとフォークで食べるのが一般的です。
ディープ・ディッシュの特徴
  • 高い縁の生地:
    5cmほどの深さがある型を使用し、器のように具材をたっぷり詰め込める。
     
  • 具材の層:
    生地の上に、まずチーズ、次に具材、最後にトマトソースを重ねるのが一般的。
     
  • 調理時間:
    焼き時間が長く、じっくりと焼き上げる。
     
  • 食べ方:
    一切れで食べ応えが十分なため、ナイフとフォークで食べるのが一般的。
     
  • 見た目:
    キッシュやケーキのように、見た目もボリューム満点。

5. ニューヨークスタイルピザ(New York-Style Pizza)- アメリカ

大きくて薄い、折りたたんで食べるピザ。

特徴

  • 大きな1枚(直径45cm以上!)
  • 薄くてパリッとした生地
  • 三角形にカットして販売
  • 手で持って折りたたんで食べる

ニューヨーカーの食べ方

立ち食いスタイル。片手にピザ、片手にコーヒー。忙しいニューヨーカーらしい!

油をナプキンで拭き取ってから食べるのが通の食べ方だとか。

6.ピザ・アル・ターリオ(Pizza al Taglio)- イタリア・ローマ

量り売りピザです。好きな量だけ買えます。

ピザ・アル・ターリオ

ピザ・アル・ターリオ

特徴

  • 長方形の大きな天板で焼く
  • 好きなサイズに切ってもらう
  • 重さで値段が決まる
  • バラエティ豊かなトッピング

食べ方

テイクアウトして街歩きしながら。ローマっ子の定番ランチです。

いろんな味を少しずつ試せるのが魅力!

7. フラムクーヘン(Flammkuchen)- ドイツ・フランス

アルザス地方のピザ。タルトフランベとも呼ばれます。

特徴

  • 超薄い生地
  • クリームソース(サワークリームベース)
  • 玉ねぎとベーコンがのっている
  • トマトソースは使わない

名前の意味

「炎のケーキ」。昔、パン焼き窯の温度を確認するために焼いていたんですって。

ビールやワインとの相性抜群!

8.ラーマジュン(Lahmacun)- トルコ

トルコ風ピザ。「トルコピザ」とも呼ばれます。

トルコピザ

特徴

  • 超薄い生地
  • ひき肉とトマトのソース
  • スパイシーな味付け
  • くるくる巻いて食べる

食べ方

レモンを絞り、パセリやレタスをのせて巻く。ケバブサンドみたいな感じ!

トルコの屋台で大人気。安くて美味しい庶民の味。

9. パンツェロット(Panzerotto)- イタリア

揚げカルツォーネ。南イタリアのソウルフード。

パンツェロット

特徴

  • 半月型
  • 油で揚げる
  • 小さめサイズ(手のひらサイズ)
  • モッツァレラとトマトが定番

食感

外はカリカリ、中はトロトロ。アツアツを頬張ると幸せ!

プッリャ州の名物。イタリア旅行で見つけたらぜひ試してください。

10. ピッツァ・コン・パターテ(Pizza con Patate)- イタリア

ポテトのピザ。え、ピザにポテト?って驚きますよね。

ピッツァ・コン・パターテ

ピッツァ・コン・パターテ

特徴

  • 薄切りジャガイモをトッピング
  • ローズマリー風味
  • チーズは少なめ(またはなし)
  • シンプルで素朴な味
  • 生地にジャガイモを練り込む事も・・・

意外な美味しさ

ジャガイモのホクホク感と生地のパリッが絶妙。炭水化物×炭水化物だけど、これが美味しいんです!

ローマやナポリで人気のメニュー。

番外編:日本の定番ピザ

せっかくなので、日本のピザも紹介!

照り焼きチキンピザ

照り焼きソース+マヨネーズ+チキン。日本独自の味。

餅ピザ

お餅をトッピング。モチモチ×モチモチ!お正月の定番?

明太子ピザ

明太子ソース+明太子+マヨネーズ。和風でクリーミー。

シーフードミックスピザ

エビ、イカ、ホタテなど海鮮たっぷり。日本人の魚好きが出てます。

ツナコーンピザ

子供に大人気!ツナとコーンの優しい味。

日本のピザは独自進化を遂げていますね。

世界のピザの共通点

国や地域が違っても、ピザには共通点があります。

  1. 小麦粉の生地を使う
  2. 何かをのせるまたは包む
  3. 高温で焼く(または揚げる)
  4. 庶民の食べ物として親しまれている
  5. 手軽に食べられる

つまり、ピザは世界共通の「気軽で美味しい食べ物」なんですね。

お家でも作れる世界のピザ

基本のピザ生地さえ作れば、世界のピザが楽しめます。

初心者におすすめ

  • カルツォーネ:包むだけだから簡単
  • ピザ・コン・パターテ:具材がシンプル

中級者向け

  • ストロンボリ:巻く作業が楽しい
  • ピザ・フリッタ:揚げ物好きならぜひ

上級者向け

  • ディープディッシュ:型が必要だけど挑戦する価値あり

週末に家族で「世界ピザツアー」なんていかがですか?

まとめ

世界には本当にいろんなピザがあるんです。

  • 包むカルツォーネやパンツェロット
  • 揚げるピザ・フリッタ
  • 超厚いディープディッシュ
  • 超薄いフラムクーヘン
  • 巻くストロンボリやラーマジュン

それぞれの国や地域の文化が反映されていて面白いですよね。

ピザって、実は「パン生地に何かをのせる(または包む)」というシンプルな料理。だからこそ、世界中で愛されているんでしょうね。

次にピザを食べる時、「これはどこの国のスタイルかな?」って考えるのも楽しいですよ!