プレッツェルとは
ドイツ発祥の焼き菓子パンですが、普通のパンではなく特殊な製法で焼き上げます。
プレッツェルの原産国
ドイツ
プレッツェルの語源や歴史
まず一言にプレッツェルと言ってもプレッツェルには
大きい種類と小さい種類があります。
大きい種類のものは柔らかく、小さい種類のものは固いという特徴があります。
冒頭でプレッツェルはパンとして紹介しましたが大きいものがパン、小さいものはスナック菓子という認識の方が正しいようです。
その証拠にドイツではスナック菓子として親しまれており、ドイツで有名なビールのおつまみとして親しまれています。
プレッツェルの起源を紹介しようと思うのですが、実はプレッツェルの起源について正確なことは明らかになっておらず、調べていく中で様々な説があることが分かったので、以下にまとめて紹介します。
1.プレッツェルの語源はラテン語で「腕」や「組み合わせた腕」を意味しているとい
う説
2.南ドイツの焼き菓子「ブレーツェル (Brezel)」が広まったという説
3.最初に広まったのは中世ヨーロッパである、もしくはローマ帝国時代であるという説
4.古代ケルト人のお菓子であったという説
5.西暦600年頃にイタリアの修道士が、お祈りを学んでいる子どもたちにご褒美として余った生地を焼いたのが起源という説
6.窃盗の罪を犯したパン職人が牢獄に入らなくてよい条件として「1つのパンから太陽を1つの角度から3度見る事が出来ればよい」という条件を突き付けられ、この条件をクリアするために生地をプレッツェルの形にねじり上げて焼き上げたという説
7.ドイツの国境付近に位置するフランスのアルザスの料理が起源であるという説
正直、説が多すぎてどれが正しいのか・・・全くわかりません。
また、あの有名な絵画「最後の晩餐」の中にもプレッツェルが描かれています。そしてこのような宗教画の中に書かれているものには意味があり、「キリストが弟子にあたえたパン」には「キリストの肉体」という意味があるそうで、当時から神聖なものとして扱われていたことが伺えます。
ちなみに!日本中で愛されている江崎グリコから発売されいる「プリッツ」は、このプレッツェルをもとにして作られたお菓子だそうです。
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プレッツェルの製法
プレッツェルの製法は、他のパンの作り方と違いかなり特殊です。
特徴としては、苛性ソーダ4%溶液(アルカリ溶液)に付けてから焼き上げる事によって、独特的な焼き上がり・食感になります。
※下記動画では重曹で作っています。
プレッツェルが有名なお店
店名:プリン本舗 本店 Brezeria(ブレッツェリア)
住所:札幌市北区北27条西4-2-19 サンブライト27 1F
こちらのお店はプレッツェルの専門店であり、オンライン販売も行っているようです。