クグロフとは
ヨーロッパを中心に広がったお菓子です。
主に、オーストラリア、スイス、ドイツ、フランスのアルザス地方の伝統菓子と言われています。
ですが、イースト菌を使用しているので、厳密にはパンです。(ブリオッシュに似ている)
クグロフの語源
ドイツ語の『kugelhoffa』クーゲル(球)とホフ(僧帽)を合わせたものや、『kugelhupf』(球)とホップフ(ビール酵母)を、合わせたという説があります。
クグロフの歴史は古い為、正確な起源は分かっていません。
クグロフの由来や歴史
日本でも人気があるクグロフですが、実は、フランス国王ルイ16世の王妃『マリーアントワネット』がこよなく愛したお菓子と知っている方は多くはないと思います。
マリーアントワネットが、どんなときでも食べていたほど大好物だったそうです。
クグロフはアルザス地方では日曜日に焼くパンとして、今でも親しまれています。
オーストラリアにはどの家庭にもクグロフが型といって、クグロフを焼くための専用の型があるそうです。
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その型にアーモンドと乾かした葡萄を入れ、ブリオッシュ風の生地で焼き上げます。
食べる前の仕上げに、粉砂糖をふりかけて完成です。
初めてクグロフを見た方はこの形は何だろう?と思うかもしれません。
クグロフの形は、何故このような形になっているの?
この形の由来の一つとして、アルザス地方のシンボルである王冠のマークが起源ではないかと言われています。
しかし、クグロフはローマ時代からある伝統菓子のため、諸説のひとつにすぎません。
他にも陶器で出来ているお洒落なクグロフ型もあります。こちらは飾りにしたいですね。
日本でクグロフを食べるなら
日本でも、クグロフを食べる事はできます。
オススメのお店は、福岡県にある洋菓子店『ジャック』クグロフマロンです。
日経プラスワンの栗の焼き菓子🌰ランキング、福岡の洋菓子店が2位3位に入ってて嬉しい😆16区もジャックもしばらく食べてないから食べたい🤤🤤 pic.twitter.com/0K3v78Pm88
— 桜百 (おと)🚁◖| 'ω' |◗ (@IAmTheLuckiest7) November 15, 2020
発酵バターを贅沢に使い、ラム酒が香る贅沢なクグロフ。日本人にも食べやすいようにマロンが使用されており、アルザス地方の名店ジャックのオーナーもオススメするほどです。これは是非食べてみたいです。
日本各地の洋菓子店には、必ずあるほど有名なクグロフ。
そのお店によって作るクグロフの味もそれぞれ、クグロフは長い歴史の中で生まれた伝統焼き菓子、そんなクグロフを今では、日本のいろんなところで食べる事ができますね。
そのお店のこだわりの技術で作るクグロフをみなさんも一度食べてみては、いかがでしょうか。
クグロフの作り方動画