グリッシーニについて
ナポレオンも愛した、グリッシーニ
グリッシーニというパンをご存知でしょうか?
名前だけは知っているという方や、なにそれ?という方も多いかと思います。日本ではあまり馴染みのないパンですが、フランスの英雄ナポレオンが愛したと言われていて、海外では一般的です。
※イースト菌を入れて作るのでパンに分類されます。
グリッシーニの発祥はイタリアで、病気療養のために作られたパンという説があります。
グリッシーニの特徴と由来
グリッシーニはブレッドスティックとも呼ばれ、細長い形状をしていてサクッとした食感が特徴です。乾パンに近い食感です。
イタリアンやフレンチ料理に使われることが多く、味は素朴でプレーンな味わいです。
グリッシーニの由来は、イタリア語のグリッシーノの複数形からきています。
※グリッシーノとは、「ちっぽけなパン」という意味があります。
グリッシーニは、もともとの味がプレーンなためアレンジがしやすいことでも知られていて、本場ではバジルやゴマを練り込んで生地をつくったりしています。
グリッシーニの食べ方やレストランでのマナー
グリッシーニはそのまま食べることも可能です。ですが、他の食べ物と組み合わせて食べることが想定されているため比較的、薄味です。
代表的な食べ方を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
・ソースなどにつける
ミートソースやクリームチーズソース、アボカドソースなどにつけると、とてもおいしく召しあがれます。お酒のおつまみにぴったりです。
・生ハムで巻く
生ハム(プロシュート)で巻く食べ方が一番、ポピュラーだと言われています。
生ハムの塩気とグリッシーニのサクサク感が絶妙です。
・サラダやスープに混ぜる
普段のサラダに、グリッシーニを粗く砕いて入れることで食感が楽しめます。
クルトン代わりにもなるので、シーザーサラダに入れるとサクサク食感が楽しめます。
上記、写真のようにレストランでの前菜に出てくるグリッシーニは、基本的にはパンと同じ扱いになりますので、パンのように《ちぎって(折って)から食べる》ことがレストランでのマナーになります。
※ポッキーのようにポリポリ食べないで下さいね!
自宅では、思う存分!むさぼって下さいね!! ^^
まとめ
ナポレオンも愛したといわれる、イタリア発祥のグリッシーニについてお話しいたしましたが、いかがでしたか?
日本ではパン屋さんなどであまり見かけることがないですが、スーパーにも普通に売られているので、比較的入手しやすいと思います。
サクサクした食感と細長い形が特徴のグリッシーニ。興味がある方はぜひ一度、食べてみることをおすすめします。