パン屋の秘密工場 【エピソード】

パン職人歴27年のベテランおじさんが、パン工場の秘密や機械などを紹介していきます。メール会員様のお得情報もあり

本場のフランスパンの技術は必要か?

フランスパンを極めるには


フランスパンと言えば

バゲット・バタール・パリジャンなどがありますが

その製法はどのように習得すれば良いのでしょうか?

フランスパン

フランスパン


本物のフランスパンを習得したいのなら、やはりフランスに渡って

修業を積んだ方が良いのですが、言葉の壁・労働の手続きなどがあり

不安になる事もあるでしょう。

 

そして、

フランスに行けば、必ず美味しいフランスパンを作れるわけではない。

という事を知っておかなければいけません。

 


日本でも、美味しいお店・あまり美味しくないお店が存在しますので

フランスでも同じことです。

 


し、フランスパンの美味しいお店で修業出来たとして

その技術を習得したとしましょう。

 

その技術を日本にもって帰って来た時に

『どこ』で使うのかが、とても重要なんです。

 

時間をかけて習得した【フランスパン】の技術!

しかし!意外な落とし穴があるんです・・・

 

ず、フランスでの修業の結果!その技術を活かせるところは

ホテル・有名店・独立になります。

しかし、ホテル・有名店ではヘッドハンティングされなければ

下っ端に近い状態になってしまいますので、ある程度コネが必要かと・・・

 

そして、独立が問題なのですが

本場の味を知ってもらいたいがために

【フランスと同じ材料を使う】

それでは、コストもかかりパンの値段が高い!

さらに言ってしまえば!ココは【 日本 】

同じ材料では味覚が違うため、あまり好まれない。

※日本の一つ星のレストランでも、日本人の味覚に合わせているとの事。

 

有名店やホテルはオシャレな町にあるので

富裕層の方がいらっしゃいます。

本格的なフランスパンは値段が高くても好まれますが!

(富裕層の方は味も慣れている)

 

個人で独立した場合、ほとんどがオシャレな町から外れた場所(家賃が安い)

になりますので本格的なパンより、親しみのある

「あんぱんやクリームパン」が好まれてしまいます。

 

の場合

本格的なパンの技術は必要ない!!という事です。
(日本人は袋に入ったフワフワのフランスパンになれている為)

※中には本格的なパンが好きな人もいるよ。ただ統計的にだからね!

※経営のパン屋と趣味のパン屋は違うからね!(一応)

 

 

僕の知り合いで、ドイツで本格的なドイツパンのマイスター

習得した方がいます。

その彼がドイツから帰国後、オシャレな町は家賃がバカ高いため、

普通の町にドイツパンのみの店を開業致しました。

 

かし、全く売れず本人は悩んでいました。

「なんで、本場の味が売れないんだ!」って!

 

当たり前じゃ~!!!

ココは日本 だ・か・ら ね!!!

それから、その彼はあんぱんやクリームパンを作る講習会に参加していました。(笑) 

 

ちなみに!

日本のパンの技術(美味しさ)はトップレベルです。

さすが!メイドインジャパン

※近年、台湾のパンの技術も上がって来ていますね~。