「エキメキ」とは何でしょうか?
あまり聞きなじみがないため、どんなパンか想像もつかない人が多いのではないでしょうか。そんなエキメキについ由来や歴史、有名なお店までを紹介していきたいと思います。
エキメキの原産国
トルコ
エキメキの名前の由来や歴史
はじめにエキメキの名前の由来について紹介します。
エキメキはトルコ語で「パン」(パンの総称)という意味を持ちます。
そのエキメキですがトルコでは主食として市民の間で親しまれています。
あまり知られていませんがトルコは小麦の輸出量、パンの消費量共に世界一に輝いたこともある“パン大国”です。
トルコでこんなにもパンが親しまれている理由についてですが、現在のトルコ東部に位置する場所がチグリス・ユーフラテス川の上流つまりメソポタミア文明が栄えた地域にあたります。
一説ではメソポタミア文明で食べられていた「水と小麦粉を混ぜ合わせ、薄くして焼いたもの」がパンの原型であると言われているため、トルコがパンの発祥国であるとも言われています。そのため地元民にパンを食べる文化が生まれ、世界一のパン消費国にまでなったと考えられます。
エキメキの種類
エキメキには種類がいくつかあり、単に「エキメキ」だけの場合はバゲットパン(フランスパンの様なリーンのパン)のことを指します。他には・・・
平たく丸い形をした「ピデ・エキメキ」
花の形をした「チチェッキ・エキメキ」
顔ほどの大きさの「トラブゾン・エキメキ」などがあります。
エキメキの食べ方についてですが、ジャムを塗ったり、ケバブを挟んで食べるのが一般的な食べ方のようです。
トルコは日本に比べて物価が安いという理由もありますが、トルコのパン屋さんでは1本30円でエキメキが売られているそうです。
また、トルコで販売されているエキメキは政府によってグラム数が決められており、そのグラム数に満たない場合には罰金が科されるそうです。このことからトルコにおけるパンの重要性がよくわかります。
エキメキが有名なお店
店名:ケバブ家 KEBAB ye
住所:東京都新宿区新宿3-6-7 第六三和ビル別棟 1F
こちらのお店はケバブ専門店です。通常、ケバブはトルティーヤやピタパンで挟んで食べることが多いですが、こちらのお店ではエキメキと一緒に頂くことができます。一風変わったケバブを食べたい方には、ぜひともオススメしたいお店です。
【グルメ】ケバブ家 KEBAB ye 新宿3丁目本店 https://t.co/I9H4MajYPc
— tomoko kono (@tomokokono) June 4, 2018